日時 | 2007年12月3日(月) 18:30〜20:30 |
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場所 | 町田市民フォーラム3階 ホール |
テーマ | 新日本速読研究会会長 川村 明宏(かわむら あきひろ)氏 - 新日本速読研究会会長 - 教育学博士 - 名誉情報工学博士 |
講師 | 速読で右脳を鍛える! |
主催 | NPO法人ソフトウェア振興会 〒194-0004 東京都町田市鶴間1839番地クレインドビル4F URL http://www.massi.gr.jp/ |
速読を得る為には目を鍛えて目の筋力を強化すること、という意味では目のアスリート養成、という言葉が適当かと思います。講師の方も仰っていましたが、読む時間が早ければそれだけ受験の問題や仕事の書類を読みといて次の行動に移す為の時間が作れるので、時間を有効活用するにはもってこいだと思います。ただ普段から始終パソコンを前にして仕事をしている者としては目をさらに酷使するようでちょっと辛かったです。
何かをすればすぐに身につくものと勝手に思っていた節があったので、「くり返しトレーニングしてください」といわれた時にはガッカリしました。技能を身につけるのだから訓練が必要なのは良く考えれば当たり前なんですよね。「早く読めるようになる」というよりは「くり返し流し読むことで短時間のうちに頭に刷り込めるようになる」といった印象を持ちました。
速読と読解力は両立するのか?それがセミナーを受ける前に感じた大きな疑問符でした。速読はテクニックです。テクニックの習得には相当な時間が掛かるもの。残念なことに、今回のセミナーだけでは速読を会得する事はできませんでしたが、基礎的なトレーニングの仕方を学ぶことができたと思います。ただし、テクニックを向上させるにはトレーニングの継続が不可欠。書籍やインターネット上の文献を読む際、常に速読のテクニックを意識してトレーニングの一助にしたいと思います。トレーニング次第で、読解力が低下しない速読をマスターできる。そんな可能性を感じたセミナーでした。
レリッシュでは川村先生が開発された、WEB上の速読トレーニングツールを導入しました。社員全員がこのツールを使い、オフィスで好きな時に速読の訓練ができる環境を整備しました。この効果はじわりじわりと現れ、社員全体のスキルを向上させる事と思います。