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私個人としては、仕事だけでなく自分や家族との時間も大切にしていきたいと考えているので出てきた言葉に対して共感できない部分もありましたが、米国と日本の戦略、国民性の違いには興味が持てました。どちらが良い、悪いということではないとお話にもありましたが、より良い方向に進めていくためにはどうしたらよいのか、そんな解決の糸口の入り口に立ったような気分になりました。

経験談も交えながらのお話は面白く、一部上場企業さんの内部のお話もちらっと顔をみせたりして、興味深く聞かせて頂きました。海外と日本とを比べ、「こうしたらもっと良くなると思う」所や、あるものを発明した人はこんな風に考えていたんだ。という格言を交えたお話は、普段は理想として頭の隅にしかないもので、改めて自分は何をどう考えて生きているだろうと考えさせられた講演会でした。

株式会社エフネットの顧問「高梨稜雄」氏による講演会。氏は「テレビの父」と言われた日本ビクターの高柳健次郎氏や京セラの稲盛和男氏をはじめ日本経済の牽引役となった方々と深く関わられました。その関わりの中で学んだ事を次世代に伝える事が自らの使命でもあると語られました。我々若い世代でも仕事の中で自分にとって大きな壁にぶち当たる事は多々あります。そんな時、過去の偉大な功績を残された方々が何を考え、何を大事にし、どう決断して行ったのかという事を学ぶ事が現状打開のきっかけになるかもしれないと思います。これから先を創っていく若き世代へエールを頂いた。そんな講演でした。