そろそろ部屋をイメチェンしようかなとカーテンのサンプル帳をぺらぺら。 これがいいな!と決めた色のカーテンを購入し、うきうき実際に取り付けてみたら、 なんだか想像していた感じより暗い感じになってしまった…。 そんなことってありませんか? これは色の面積効果の影響により起こるものです。 たとえば同じ色でも、小さい面積と広い面積に塗られた色を比べた場合、 明るい色の場合はより明るく、暗い色の場合はより暗く感じる特性があるのです。 またこのほかにも、色に対する温度の感じ方が変わったり、重みや空間の広さに 影響を及ぼす可能性があります。 カーテンならまだしも部屋の壁紙や床の色を決める場合は 一度決めてしまうと取り返しがつかなくなるので用心が必要です。 これらを決める場合、サンプルを実際に配置する場所で照明効果も 考えて確認するのが一番ですが、サンプルが小さい場合は 明るい色は1段階暗い色を、暗い色は1段階明るい色を選ぶとよいようです。 お部屋のイメチェンで気持ちも一新!楽しんで選びましょう。
参考書籍:よくわかる色と配色の事典葛西紀巳子、篠崎幸惠 著