TOP > ホームページ通信 > Vol.014 2008年2月号 > WEBサイトの運用設計 |
WEBサイトの新規公開やリニューアル後、すぐに運用が始まりますね。WEBサイトの運用担当者となると、たいていは通常業務と兼任されているため、公開後の業務負荷は無視できないほどに増えてしまう事が多いものです。もちろん期間限定キャンペーンPRサイトなど一部の例外はありますが、WEBサイトのほとんどは中長期的戦略のもと構築され運用することを想定しています。それには安定したサイト運営があって、中長期的戦略が成り立ちます。より効果的に効率的にWEBサイトを運営するために『WEBサイトの運用設計』を考えていきましょう。
運用に入ってからのことを全く検討していない。もしくは、短納期のため運用を検討する余裕が無い。すると公開後、運用担当者の業務負荷が増し、WEBサイトの更新性不全を引き起こしてしまうリスクが生じます。そのままプロジェクトが走り続ければ全く更新されないWEBサイトとなるか、再設計のためコスト増に繋がる事も懸念されます。
図1のイメージでご覧頂ける様にWEBサイトの設計フェーズで『運用設計』を取り入れて頂き、負担が少なく、高い効果が期待できるWEBサイトの運営を行って頂きたいと思います。
WEBサイト設計フェーズにおける、おおまかなタスク
WEBサイトの運営においてはPDCAサイクルを確立(図2)し、継続的な改善を行うのが大変効果的です。
WEBサイト運営のPDCAサイクル
|
|