TOP > ホームページ通信 > Vol.007 2007年07月号 > 初夏の骨董市見学 |
外は雲ひとつ無い青空――。
今回は地元駅の近くにある神社の境内で毎月一回開かれているという、骨董市に遊びに行ってみました。今までフリーマーケットには行ったことがあるのですが、そこはさすが骨董市。さんさんと降り注ぐ日の光をやさしくさえぎる木々の下では、時計に食器、着物にアクセサリーもあれば書物に巻物まで、どこか古めかしさを装った品々が所狭しと露店に並んでいます。ものめずらしさに心踊りつつ、一つ一つのお店を眺めていると、「安くしとくよー」なんてお店の人にのんびり声をかけられたりして、話が弾めば時間がたつのを忘れてしまいそうです。
ふと見渡せばどの人もみんな穏やか。静かな空間で輝きを潜め並んでいる骨董たち。ゆったりとした時間の流れに身を任せれば、おやおや売主さんが気持ちよく居眠りをしていますよ。時代の流れをゆっくり感じるひとときでした。
|
|