先日両親が日帰りで千葉の千倉まで旅行に行ってきました。キンギョソウにストック、スイセンなどなど、お土産だといって買ってきた沢山の花々はどれも色鮮やかで豪華。香りも高く、一つあるだけで部屋中に花の良い香りが広がります。千倉は花の産地で有名な所。温室栽培による生産方法により冬から春にかけては切花の出荷で大忙しなのだそうです。

そんな中、珍しかったので購入したという一つの野菜。一見ブロッコリーに似ているのですが、しかし何かが違う。ひとつひとつの茎についている先のとがった花蕾が、綺麗な渦状の幾何学模様を描き密集しています。形だけを見たら、ヤドカリが住んでいそうな貝殻のようです。

これは「カリブロ」と呼ばれるヨーロッパから来たカリフラワーとブロッコリーの掛け合わせ品種なのだそうです。確かに花蕾の色はカリフラワーよりも緑で、しかしブロッコリーより薄い緑。 果たしてお味は？
見て楽しむ。香りで楽しむ。味で楽しむ。
三拍子そろった千葉土産でした。